印象がガラリと変わる!ファッションの色と組み合わせ

デザインに惚れ込んで洋服を購入!という事はよくある事だと思います。こんな洋服見た事無い、運命を感じた一品、という事で、衝動買いするという事があるぐらい、洋服のデザインは見る者の重要なポイントになっていると思います。デザインは柄・色彩・生地によって構成されていますが、その中でも色調というものは非常に重要な構成物質だという事が言えると思います。

買った本人は洋服のデザインに惚れ込んで買っているのですが、それは洋服自体が気に入って購入しているだけであって、いざ着るとなると自分にはあまり似合っていないんじゃないか…?という事はないでしょうか。また、折角買ったのだから着て出かけてみようと外へ出たものの、周りの目が奇異な視線を送ってきたり、友人・知人のウケがイマイチだったりという心当たりはないでしょうか。

人には、その人に合った色調と、洋服全体の調和が合っていないと、チグハグなオシャレになってしまう事があります。中でも色使いというのは非常に重要な視覚効果があり、食べ物や部屋、雑貨文具類に至るまで、色は私達に意味のあるシグナルを発し続けているものでもあるのです。そんな洋服の正しい色と組み合わせを知る事によって、ワンランク上のオシャレを目指してみませんか?

ファッションコーディネートをする時に重要になるのがその配色ですが、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーという三つの要素を考える必要があります。ベースカラーとは、その名の通り洋服を着る人の全体的な雰囲気を作り出す配色で、おおよそ70%占める割合で構成します。アソートカラーとは、ベースカラーの引きたて役。20%ぐらいの割合で纏めてみましょう。

アクセントカラーはワンポイントになるような配色。ちょっと目が行くような部分に使うとメリハリが付きます。残りの配色はアクセントカラーに使いましょう。一番扱いやすい色としては、白・黒・グレーの三色から構成しだすとオシャレもしやすいと思います。配色ってなんぞや?という人は、まずこの三色から扱ってみると良いでしょう。

ベースカラーを同系色で入り、アソートカラーは色相がやや遠目の色、アクセントカラーは反対色を選ぶと、配色がしやすいかもしれません。段々慣れてきたら、柄物や服と服の間にアクセントを入れていくといった、遊びを覚えていくと良いでしょう。服の色使いや配色は、自分だけの感性に頼らず、他人の評価を大切にすると、よろ良いものになっていく筈です。

白は膨張色、黒は引きしまって見えるという事を聞いた事があるかもしれません。太っている人が膨張色を着ると、余計に太って見えますし、痩せている人が黒づくめだと病的に見えてしまいます。このように、ファッションにおいて色使いというものは非常に重要な側面を持っているという事を覚えておくと、オシャレの幅がずっと広がると思います。